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2008年4月 3日 (木)

人材配置と育成

職場について私が悩んでいるのは、ヒトの問題で、要約すると「適材適所の人材配置と育成の組織化ができていない」というものです。

何をもって適材適所という言葉は簡単ではありません。仮に仕事や構成員の感化を通して組織のパフォーマンスが高まり、本人もこれまでの経験を活かして実力を発揮し、かつ新しいことも学習できる状態と定義すれば、実現に向けて整理すべきことは以下でしょうか。

  • 同じポジションは長期間続けられないということ。
  • そのポジションに必要な素養が整理されていること。
  • そのポジションで得られるスキルが整理されていること。
  • 本人の素養と今後伸ばしていくべきスキルが整理されていること。
  • そして本人とポジションのマッチングが調整されること。

結局ヒトという資源は限られているので、一般に「ジョブローテーションの型」のようなもの(どの会社にもあると思います)で、人材育成が担保されてきたのだと思います。では自分の職場にそれが無いのは何故か?

  • 退職する者がたまたま続いて、場当たり的な配属が続いた。
  • 取引先の窓口の在任期間が長く、当社も2~3年で変えられない。
  • 本人の素養と必要なスキルが整理されていない(自分自身/上司とも)。

一点目は事故みたいなもので多くのことはできませんが、二点目の相手先も長いから、というのはどうでしょうか?まさに組織のパフォーマンスと育成のバランスだと思いますが、私個人としては長く同じポジションを続ける害悪の方が大きいように思います。

三点目については、自己主張の問題と、人を見るセンスの有無だと思います。本人は自身の成長、組織への貢献を建前にやりたいことを主張すべきですし、上司(職場の人事権を持つ人間)は本質を見抜く目を持った者でなくてはなりません。そういう意味ではこの点が最も不足であって、翻って見ると「適材適所の人材配置と育成の組織化ができていない」事に端を発するものとも理解できます。

自分自身明日から何ができるか、という意味では、(組織のためだと思って)しっかり自己主張することと、後輩の自己主張を促し、成長の機会を作り出すことしか無い、と思います。

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