ACL/ MCL再建手術日記4.5(Day2)
術後2時間。看護師さんが、内臓が動き始めているか聴診器を当てます。1時間位前からおなかが鳴っているので問題ないと思ってましたが、案の定OK。食パンとバターとジャムの軽食を持ってきてくれます。
ちなみに麻酔を早く排出するために、これから1.5リットルの水分補給をしなければなりません。
喉が渇いているので、ポカリスウェットをストローで飲んで、妻にパンをちぎってもらって食べさせてもらいます。昨日の夕方以来なのでおいしいのですが、食べ始めると食欲がありません。パンを半分ぐらい食べた所でストップ。
膝の感覚は戻ってきてますが、まだ痛くはありません。うつらうつらしていると17:30になってもう夕食。 30度ほどベッドを上げておにぎり一つを手で持って、おかずの魚を妻に食べさせてもらいます。これも魚とおにぎりひとつで満腹状態。妻がいなかtったら看護師さんが食べさせてくれるのだろうか?
やっぱり手術当日は近親者に来てもらうのが助かります。
食べている最中にU先生が部屋に。半月板のことが気になっていたので先生に聞くと、「ごめん今日3件やって混乱してるから確認してくる」といって一旦退出。前の病院と違って、そういう姿勢の方が安心できます。先生が戻って来られて、以下手術の報告をして頂けました。
- 手術は予定通り終了。
- 半月板は損傷はしていたが、縫合・切除する程のものでは無く、保存。
- 内側側副靭帯(MCL)の方が損傷は大きかった。膝下の付け根から全体が上にズレていた状態。再建して正解。
- 前十字(ACL)は完全断裂ではないものの、麻酔下でも機能してなかった。
- MCLを再建すると最初は曲がりにくくなるので、リハビリを頑張って。
妻ともども先生にお礼。
夕食が済んだところで妻が帰りました。
尿意発生。いつもと違って下腹部が張っている感覚。看護師さんをナースコールで呼びます。「おしっこしたいんですけど」「寝たまま尿瓶にして下さい」「・・・やっぱり」ということで人生初尿瓶。
寝たままはやはり無理なので、勝手にベッドを30度ほど上げて(電動だから助かった!)パンツを下ろし、あてがいます。失敗したら大変なことになるので、首を挙げて僅かに尿瓶とナニが見える状態でGO!うまくいきました。かつ、無茶苦茶気持ちよかったです。
400ccぐらい。体液が枯渇しているのか濃い黄色。尿瓶をベッド横のフォルダーに入れて、布をかぶせてナースコール。
消灯したくらい(21:00)位から痛みが出始めます。痛いのと手術した周りの小さい筋肉が一斉に痙攣してます。まるで新しい靭帯の存在を確かめて、患部を治しに掛かっているかのようです。痛み止めの点滴をすると幾分楽になりますが、今夜は眠れそうにありません。
ずっと天井を見上げながら痛みに耐えてました。
水分を取っているせいか朝までに3回尿意をもよおし、合計1.6リットルぐらい出ました。この日はこれぐらいしか楽しみがありませんでした。
結局朝までで1時間程度眠れただけです。
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