中国 杭州旅行記5
まずは「双峰挿雲」に車で向かいます。石碑の前で車を降りて場所を探しますが、これが見つからない!結局40分程うろうろしてあきらめました。 各景勝地にたくさん居た団体客も皆無なので、ここは何もなくなってるのかもしれません(どなたかご存知なら教えて下さい!)。
気を取り直して、次の「曲院風荷」へ。蓮がたくさんあって中国らしい庭園です。
昔は醸造所があったらしく、レストランが点在してます。
ここから歩いて蘇堤へ渡れます。ここで今回の旅のベストショットが撮れました。
手漕ぎの舟が往来してます。
駐車場まで戻って、「岳廟」へ。昨夜印象西湖を観た向かいです。宋の英雄で非業の死を遂げた岳飛のお墓です。忠国の象徴として人気があるのか、大変な人ごみでした。中国は建国60周年を10月に迎えますが、その関係もあるのかも。ちなみに写真は上海のデパートに掲げられていた国慶節の看板です。
ちなみにここまで日本人とは全く遭遇してません。寧ろ欧米人が多いですね。
本当はここから舟で「三潭印月」へ渡る予定でしたが雨なのでやめました。団体客は濡れながら行ってましたが・・・。次のお楽しみに取っておきます。
車で「平湖秋月」に向かいます。岳廟からは歩けない距離ではありませんが、時間の関係で車での移動が多くなってます。ゆっくり滞在できれば至る所にレンタルサイクルがあるので、自転車で巡るのが良いかもしれません。
この当たりに来て始めて杭州市街の高層ビル群が視界に入ります。これまでは風景には古い塔と山、緑と湖面しか目に入ってなかったので、漸く現実に引き戻される感覚です。
これで西湖十景のうち9ヶ所を24時間以内で回ったことになります。足が疲れた!
平湖秋月に近い有名レストラン「楼外楼」で昼食です。昨晩は慌しかったので、運転手さんと1時間30分後に待ち合わせして店に入ります。大きなレストランで、最初は空いてましたが、時間が経つにつれて満席に。やはり中国人団体客が多いです。
メインとして名物の「酢魚」。西湖の魚を甘い黒酢で味付けしたものです。煮付け+酸味の不思議な味です。
あとビールとチャーハンを頼んで200元(=2800円。安い!)。時間を掛けてゆっくり楽しみました。ここのスタッフは対応がいまいちだったかな。でも安いし味は良いので満足です。
この後車に乗って上海まで3時間掛けて戻りました。
杭州の良いところはたくさんありますが、まとめると下記3点です。
- 多彩な風景があり、空気が良い。
- 杭州料理がおいしくて、安い。
- 人々のホスピタリティが高い。
従って真夏や真冬でなければ、長期滞在向けのリゾート地と言えるでしょう。読みたい本を持って公園で読むのも良し、中国茶坊でまったりするも良し、という感じです。
是非もう一度ゆっくり滞在してみたいと思いました。
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