2009年9月29日 (火)

中国 杭州旅行記5

 まずは「双峰挿雲」に車で向かいます。石碑の前で車を降りて場所を探しますが、これが見つからない!結局40分程うろうろしてあきらめました。Imgp1898 各景勝地にたくさん居た団体客も皆無なので、ここは何もなくなってるのかもしれません(どなたかご存知なら教えて下さい!)。

 気を取り直して、次の「曲院風荷」へ。蓮がたくさんあって中国らしい庭園です。Imgp1884 Imgp1888 昔は醸造所があったらしく、レストランが点在してます。

 ここから歩いて蘇堤へ渡れます。ここで今回の旅のベストショットが撮れました。Imgp1885

 しばらく歩いて「蘇堤春暁」へ。Imgp1894 Imgp1890

 手漕ぎの舟が往来してます。

 駐車場まで戻って岳廟」へ。昨夜印象西湖を観た向かいです。宋の英雄で非業の死を遂げた岳飛のお墓です。忠国の象徴として人気があるのか、大変な人ごみでした。中国は建国60周年を10月に迎えますが、その関係もあるのかも。ちなみに写真は上海のデパートに掲げられていた国慶節の看板です。Imgp1925 Imgp1899

 

 ちなみにここまで日本人とは全く遭遇してません。寧ろ欧米人が多いですね。

 本当はここから舟で「三潭印月」へ渡る予定でしたが雨なのでやめました。団体客は濡れながら行ってましたが・・・。次のお楽しみに取っておきます。

 車で「平湖秋月」に向かいます。岳廟からは歩けない距離ではありませんが、時間の関係で車での移動が多くなってます。ゆっくり滞在できれば至る所にレンタルサイクルがあるので、自転車で巡るのが良いかもしれません。Imgp1906 Imgp1907

 この当たりに来て始めて杭州市街の高層ビル群が視界に入ります。これまでは風景には古い塔と山、緑と湖面しか目に入ってなかったので、漸く現実に引き戻される感覚です。

 堤を歩いて最後の「断橋残雪」に行きます。Imgp1911

 これで西湖十景のうち9ヶ所を24時間以内で回ったことになります。足が疲れた!

 平湖秋月に近い有名レストラン「楼外楼」で昼食です。昨晩は慌しかったので、運転手さんと1時間30分後に待ち合わせして店に入ります。大きなレストランで、最初は空いてましたが、時間が経つにつれて満席に。やはり中国人団体客が多いです。Imgp1918

 まずおいしさが分かってきた龍井茶を頼みます。Imgp1913

前菜として湯葉の佃煮と鳥の紹興酒漬けです。Imgp1914

やはり豚角煮。Imgp1917

メインとして名物の「酢魚」。西湖の魚を甘い黒酢で味付けしたものです。煮付け+酸味の不思議な味です。Imgp1915

あとビールとチャーハンを頼んで200元(=2800円。安い!)。時間を掛けてゆっくり楽しみました。ここのスタッフは対応がいまいちだったかな。でも安いし味は良いので満足です。

 この後車に乗って上海まで3時間掛けて戻りました。

 杭州の良いところはたくさんありますが、まとめると下記3点です。

  1. 多彩な風景があり、空気が良い。
  2. 杭州料理がおいしくて、安い。
  3. 人々のホスピタリティが高い。

 従って真夏や真冬でなければ、長期滞在向けのリゾート地と言えるでしょう。読みたい本を持って公園で読むのも良し、中国茶坊でまったりするも良し、という感じです。

 是非もう一度ゆっくり滞在してみたいと思いました。

 

 

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2009年9月28日 (月)

中国 杭州旅行記4

 翌朝も雨。雨は嫌いでないのでホテルの広大な庭を散歩します。

Imgp1857  

 静かな庭を妻と二人で散歩すると西湖が見えてきました。 Imgp1862Imgp1867朝靄と雨でまさに水墨画の景色です。

 しばらく歩くと、毛沢東が中国の憲法の草案作成時に滞在したときに、雪が降って、それを見た場所を記念する碑がありました。Imgp1868 Imgp1870 歴史を感じます。話は逸れますが、新しいホテルもいいですが、歴史のあるホテルにはかなわないですね。こういった過去の逸話が残っているのもそうですが、細かい使い勝手とか、スタッフのサービスとかも洗練されています。逆に言うとこれまで商業都市の欧米系ホテルにしか泊まったことが無い私はそういう良さを感じる機会がなかった、とも言えます。

 ホテル敷地無いにも池があり、良く手入れされていました。Imgp1877

 散歩から直接ホテルの朝食会場へ。洋中のブッフェで品数多く、味も良く、やはりスタッフの対応も良く(笑顔で挨拶なんて上海じゃありえない!)、朝から気持ちが良かったです。

 更に部屋に戻ろうとすると、無くした妻の出国カードをスタッフの方が届けてくれて大変助かりました。言葉が通じず確認できませんでしたが、恐らくチェックイン時にパスポートを出すときに落としたのだと思われます。これで心配事も無くなりました。本当に「謝謝」です。

 チェックアウトを済ませ、再び西湖十景制覇に出掛けます。 

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2009年9月27日 (日)

中国 杭州旅行記3

 「清河坊」の後は夕食のため「西湖天地」へ。夕食の後に「印象西湖」というパフォーマンスを見に行く予定のため45分しか時間がありません。暗い西湖天地を若干迷いながら目的のレストラン「西湖云水(伊家鮮)」へ。英語・日本語全くだめなウェイターに杭州の名物料理である、小海老の龍井茶炒めと猫耳面片(小麦粉を猫の耳上にしたスープパスタ)、再び豚角煮、野菜の炒め物、杭州ラーメン、を注文し、がっつきました。妻は猫耳面片がお気に入りでしたが、基本的に杭州料理はあっさりしていて、日本人の口に合いますね。

 早食いで満腹になった状態で車に戻り、「印象西湖」の場所まで移動します。車で10分位です。

 舞台は丁度「岳廟」の向かいにあり、チケットカウンターで友人に手配してもらっていた予約票をチケットに替えてもらいます。友人の薦めもあり、奮発して600元(=8400円!)の特等席を予約してました。

 雨が強くなってます。会場に入るとビニールのカッパを渡されいやな予感が。屋外の席が見えます。「まさか・・・、特等でも屋外」と心配しながら係りの人にチケットを見せると、湖畔の屋根付き2階建ての舟に案内されました。しかも2階の一つしか無い二人掛けのブース席に案内され快適なこと。おつまみ・水付きで雨にも濡れずゆっくり見れそうです。Imgp1850

 

 なかなかスケールの大きいパフォーマンスを観劇して、ホテルに戻りました。肝心の内容と言えば・・・、雨の日位しか8400円の価値は無いので、晴れの前提で安めの席をお薦めします。

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2009年9月26日 (土)

中国 杭州旅行記2

 南屏晩鍾の次は十景から一度離れて、西湖から2Kmぐらい離れた湧水「虎跑泉」を訪れます。10分程マイナスイオンが充満している石畳の坂道を登って、泉にたどり着きます。

Imgp1826 すると、「天下第三泉」という文字が。第三、という所が控えめでいいではないですか。しばらくすると泉にたどり着きます。Imgp1829

Imgp1828

 ここでのお目当てはなんといっても泉の水で入れた龍井茶です。泉の隣に小さな喫茶店があって、お茶を楽しめます。確かに雰囲気もありおいしかったのですが、ただ高い!(一杯50元=700円)。しばらくゆっくりして山を降りました。Imgp1834

 

 続い車で移動して「柳浪聞鶯」を訪れます。Imgp1846

 ここも西湖沿いに柳が揺れるすばらしい景色です。ただ雨と風が強くなってきて残念。Imgp1841

 

 その後は中国の昔の街並みを残す(再現した?)「清河坊」をぶらつきます。骨董、筆、雑貨、漢方、お茶と様々な店が立ち並んでおり、観光で訪れるなら外せないスポットです。お土産に龍井茶(100g30元=420円、安い!)を少々値切って買いました。

 閑話休題。結構歩き回るので心配なのはトイレですが、少なくとも西湖十景には必ず比較的清潔な公衆トイレがあって助かります。清河坊も入り口の百貨店(市場?)の2階にトイレがあります。

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2009年9月25日 (金)

中国 杭州旅行記1

 先日中国の杭州を旅行しました。上海人の友人から「上海もいいけど絶対に杭州に行くべし」と強く薦められ、見どころも教えてもらって行ってきました。
 WEBで調べても意外と情報が少なかったので、旅行記としてupします。

 まず移動手段ですが、これも友人の薦めで上海から車をチャーターしました。杭州、特に西湖周辺はタクシーやバスしか移動手段が無く、観光地も点在してますので、チャーターが便利です。
 但し、上海から、というのは一般的では無いので、上海から杭州までは電車or日本からの直行、ホテルまでタクシーで、ホテルでチャーター、というのが便利と思います。
 (中国語ができるのであれば交渉してタクシーをチャーターすることも可能かも。)

 9:30に上海を出て、渋滞もありホテルに着いたのは12:00でした(2時間30分)。
 
 ホテルは「西湖国賓館」という湖畔のホテルで、広い敷地と美しい庭園で、スタッフの対応も良かったです(英語可)。
荷物だけ置いて観光にでかけようとした時、妻から「出国カードが無い」という一言。鞄をひっくり返して調べても出てこず、諦めて出かけます。事前に何処かに相談した方が良いのか、それとも入国管理官に直接「失くした」といった方が早いのか対応を考えつつ昼食へ。

 ホテル近くの「知味観」へ。1階のレストランで、龍井茶、東波肉(杭州名物の豚角煮)、湯葉の包み揚げ、レバーラーメンをオーダー。前金で払って待つこと5分。まずお茶がうまい。中国風にコップに茶葉を入れてお湯を注ぐだけの提供で、若干飲みにくいのですが、慣れればなんとか。
 東波肉は濃厚な味付け。妻は「ごはんが欲しい」と。湯葉の包み揚げは湯葉餃子みたいな感じでうまし。レバーラーメンも
見た目濃いがあっさりめのスープに固めの細麺が良くマッチして独特の味わいでした。
 これでtotal40元=600円位ですから安い!

 満足した後、西湖十景めぐりの始まりです。西湖十景とは、南宋の時代から言われ始めた景勝地で、後に新朝の康熙、乾隆両皇帝の題字による勅碑が刻まれ伝えられているものです。日本でいう花鳥風月の趣を感じる、水墨画のような美しい景観が見どころです。

 まずは知味観から歩いて行ける「花港観魚」へ。Imgp1800

 

 

                                                                            Imgp1806湖面と柳の対象、鯉のいる池の雰囲気がいい感じです。Imgp1807しかも空気が良いことに気付き感動です。なぜならば仕事では上海・広州・重慶辺りしか行ったことが無く、何処も空気が悪いのです。
  
 

 中国人の団体旅行が道いっぱいに広がって、煙草をふかしながら歩いてきます。中国人に限らず団体旅行のマナーが悪いのは万国共通ですね。

 良い空気と景色、雨に心を洗われながら1時間弱散歩し知味観に戻ります。

 次は車で移動して「雷峰夕照」塔が有名なのですが、入場料で一人40元も取られるので、入るのをやめ、外から眺めます。Imgp1812

  

  

 Imgp1814  
 

 

 

 周りには亀がたくさんいる池がありました。Imgp1809

  

 

 

 その向かいが、南屏晩鍾Imgp1815

 浄慈禅寺に有料で入ると右手に鐘楼があります。階段を上がるとお坊さんが3人。一人は机に伏して寝ていて、二人は何やら議論をしてます。禅寺なので禅問答?
 鐘は立派で、写真の”寺”の反対側には”禅”の文字が。Imgp1823 後で調べたら日本の曹洞宗が贈ったものだそうです。そういう案内は一切ありませんでしたが・・・。またここから見る雷峰夕照の塔がベストかもしれません。Imgp1821Imgp1822  

 

 

  境内は広く、立派な本堂です。中国にこんな立派なお寺があったのか、と驚きました。

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2009年6月14日 (日)

ブラジル出張4

 帰りも時間の関係でUNITEDです。サンパウロからは予定通り離陸し、朝方ワシントンへ。ワシントンでは7時間ほどのトランジットがあります。ビジネスのラウンジで時間を潰しますが、食べ物も飲み物もアジアのラウンジに比べると少ないので不満です。

 メールを見たり、議事録を書いたりしながら漸く日本行きの時間になります。

 搭乗予定時刻(昼12時)となり、ゲートは人が一杯。ちょっと離れた所で待っていたので、放送が聞こえませんでしたが、突然人が移動し始めました。ゲートの変更?と思ってカウンターに聞くと「機材不良でキャンセル。出発は明日の9時の予定。あとのことは各クラスのラウンジで聞いてくれ。」とのこと。

 英語のできない同行者がラウンジでぼーっとしてましたので、呼んで一緒に列に並びます。が、ラウンジから外まで出ている列が全然進まない。

 意を決して少し離れた別のラウンジに移動しました。ここでも列はできてましたが、さっきの所の3分の1ぐらい。

 並びながら、PCで代替便を検索します。どこを経由しても明日の朝まで待った方が早そうです。念のため後ろのアメリカ人にも確認しますが、「そうだね」とのこと。こうなるとホテル・食事・タクシー代だけきっちり保証してもらわなければなりません。

 そうこうしていると、お金持ちそうな身なりのおじさんが、「英語ができないので、一緒に交渉してもらって良いですか」と。もちろんです。彼は既に日本語アシスタントサービスに電話して、明日の朝便が最も早いことを確認済みでした。

 我々の番になってカウンターへ。おばさんが超事務的に事を進めます。気になっていたのは服装。サンパウロは夏でコートは持ってきてません。一方ワシントンは冬(マイナス5度)。服が無いから、「空港から近い」「歩かない」ことを要望します。しかしおばさんは確認する風でもなく、「近いし、歩きませんよ」とあきらかに適当に回答。移動はどうする、ときくと外から無料シャトルが出ている、とのこと。ホテルと1500円分のミールクーポンをもらってカウンターを離れます。UNITED最悪!。

 自分は全ての荷物を持っていたので問題なかったのですが、同行者が預けていたので「荷物はどうなる?」と聞くと、「必要なら取り出すが、何時間掛かるか分からない」とのこと。彼は手ぶらでホテルに行くことにしました。教訓、荷物は預けない!

 入国審査を受けて、外に出ます。ロビーの案内カウンターでスタッフのおじいさんにシャトルバスの場所を聞くと、UNITEDのスタッフとは違い丁寧に教えてくれました。

 バス乗り場では丁度出発直前だったので、ちょっと走ってすべりこみセーフ。やっぱり外は寒いので、次のバスを待つのは御免です。

 15分ぐらいでホテルに着きました。ゴルフコース付きのリゾートホテルのようですが、季節外れで客は少ないようです。同じ便の被害者が殆ど。

D1001248  チェックインを済ませ、同行者、おじさんと夕食の約束だけして部屋で休憩します。まだお腹は本調子ではありません。空気が非常に乾燥してます。突然一泊する羽目になったので、下着(パンツ、靴下、シャツ)を洗濯します。

D1001249  景色は荒涼としてますが、空気が綺麗です。アメリカの自然の雄大さを感じます。だって首都の郊外でこれなんですもの。

 ベッドに横になって1時間ほど仮眠を取ります。

  夕食の約束の時間の前に、館内を散歩。高級ホテルらしく、建物は立派ですし、設備も充実しているようです。

D1001246 D1001247

レストランはビュッフェスタイルを選択。内容を見せてもらってから決めましたが、料金が$30で足が出ます。自分はお腹が悪かったので、バーのハンバーガーでも良かったのですが、同行者がここでよい、とのことなので決定。

 飲み物はアメリカでは必ず飲む「サミュエルアダムズ」を注文。プレミアムモルツよりも深みのあう味で、私のお気に入りです。料理は野菜中心にチョイス。

 食事をしながら話をしているとおじさんは、中小光学機器メーカーの社長さんで、いろんな用途の製品を作っているとのこと。非常に興味深い話で、モチベーションをもらえました。出会いっていいですね。

 部屋に戻ると洗濯物は既に乾いてました。明日は5時30分にチェックアウトし、7時にゲート集合です。

 翌朝、クーポンと差額を支払って空港へ。チェックイン不要と思い、セキュリティに並びます。自分の番が来たら「チェックインせよ」との指示。これで追い返されている人の多いこと。ちゃんと案内しとけUNITED!

 チェックインカウンターに並ぶと同じ便のおばあちゃんが。「大変ですよね」と声を掛けると不満たらたらに、「昨日は荷物を取り出すのに2時間掛かった」とのこと。お疲れ様です。

 チェックインしセキュリティを通り、やっとラウンジへ。一応予定通り9時に飛ぶ予定となってます。ラウンジでクッキーの朝食を摂り、ゲートへ。乗れました。

 しかしここでまたトラブル。全員着席した後に、「昨日とは別のトラブルが発生しました」とのアナウンス。電気系統の故障らしく機内の電気が落とされます。外は極寒、中もさむいです。1時間ほど遅れてやっと離陸できました。

 UNITEDからは後日3万円分の(UNITEDでだけ使える)クーポンが郵送されて来ましたが、長旅の疲れとサービスの悪さから2度と乗りたくありません。

 成田に着いてリムジンサービス(成田から家までハイヤーで送ってくれる)で帰宅。長い旅でした。

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2009年6月13日 (土)

ブラジル出張3

20080124064032 D1000016 D1000018 D1000019 ]

サンパウロのホテルからの風景。時差があるので、朝早く目が覚めてしまいます。

 時間が日本の逆なので、昼間ブラジルの仕事をして、夜日本と仕事をすることができます(いいのか悪いのかわかりませんが・・・)。

 4日目の今日は約束をしていたお客様が不景気の煽り臨時休業になってしまったので、部屋で資料作り。昨日の夕食以降お腹の調子が悪く、下痢の症状が悪化してます。スパゲッティは同じものを食べた人が平気だったので、ビールが腐っていたか。「冷たい腐ったビールを避ける」ことなんて想像できませんよね。

 昼食時にホテルから出て近くのショッピングセンターへ。そこでボサノバ50周年の記念CD(3枚組み)を買いました。2500円くらい。

 飯でも食おうと思いレストラン、フードコート、マクドナルドを覗いてみるとどこもすごい人で、混み合ってました。並ぶのもいやなので、結局ホテルに戻りレストランで軽く食事。

 昼以降も仕事を続けて、夜は絶食しました。

 翌日(5日め)はお客様を一件回って、最大の目的であるパートナー企業との打ち合わせの予定です。資料がしっかり準備できていたので、論点を明確にし、有意義な議論ができました。

 今日は朝から夜までほぼ絶食。夜は何かのため、と思って持ってきたカロリーメイトを半分食べました。症状は悪化の一方で食欲がありません。

 6日目は需要家訪問と流通業との打ち合わせ。やっとお腹の調子が戻ってきた感じ。それでも殆ど食べられません。砂糖入りコーヒーでカロリー補給している状態。

 7日目は土曜日ですが、現地駐在員とのまとめ会議を午前中にやって、午後から車で1時間半ぐらい離れたサントスという海岸の町に行きます。我々の商品はサントス港で揚げて陸路サンパウロまで持ってきますので、道路の状態も見たかったのです。

 道路はよく整備されていて問題なし。2008年はブラジル日系移民100周年にあたるので、サントス港からサンパウロまで移動した先輩達の苦労に思いをはせます。

 サントスはグアムかハワイか、といった感じの街並みで歩いている人も大胆の水着が多く、「やっとブラジルに来た」という印象です。海岸近くのシーフードレストランでこれでもかっという量の料理を食べ、サンパウロに戻ります。

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 「リベルタージェ(自由区)」と呼ばれる日本人街に寄り道しました。100周年イベントで知らない演歌歌手がステージで歌ってました。

 ここは当然日系人が多いのですが、驚くのは女性の服装です。顔は日本人そのものなのに、結構肌をあらわにする服装がおおいので、どきっとすることが多いです。文化の違いですなあ。

 ホテルで少し休憩してから空港に向かいます。帰りはワシントン経由の予定ですが・・・、事件発生です。

 

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2009年6月12日 (金)

ブラジル出張2

20080121061506 イパチンガの朝。地球の反対側にいると思うと、感慨深いものはありますが、人々の生活は変わりません。

 朝から打ち合わせ、昼は近くでキロメシ(ビュッフェスタイルで重さで課金される)。肉好きの私は嫌いじゃないです。夕方の便でベロホリゾンテに移動。

 夕食はステーキチェーンのOUTBACK。何年か前にグアムで行って依頼です。地元のスタッフ達はあまり知らないようでしたが、味には満足してました。

 翌日はお客様を回って打ち合わせ。昼食はまたもやシェアラスカリア。流石に飽きがきます。

 提携先の本社に移動し、日本からの派遣者に合流。生活環境、仕事のスタイルも違う中で大変苦労されてます。彼は赴任して数ヶ月ですが、大分言葉も覚えて、コミュニケーションしていました。

 自分も人生のうち一度でもそういう経験をしてみたいとは思ってます。急がないと旬を逃すぞ!

 夜の便でサンパウロに移動するため、空港へ。空港のレストランで夕食を摂ります。スパゲッティとビールを頼みましたが、スパゲッティが油っぽいのと、ビールが変な味がしましたが、そのまま腹に入れてしまいました(翌日から結構大変なことになります)。

 飛行機に乗り込み定時に離陸。着陸した後のアナウンスで機内騒然。もともとサンパウロのコンゴニャス空港行きの便だったのに、何と天候の関係で車で1~2時間離れたカンピーナス空港に”着陸していた”とのこと。フライト中のアナウンスは一切ありません。

 一応天候の回復を待ってコンゴニャス空港への移動を考える、とのことでしたが、同行していた現地スタッフは”11時で閉まるから無理”との推測でした。30分後、推測は当たり全員飛行機から降ります。

 一応バスは準備してくれるとのことで、タクシーで帰るか迷いましたが、面白そうなのでバスにします。しばらく待って汚いバスに乗ります。ほぼ満員で息が詰まりそうです。雨漏りもしだしたし・・・。ただ現地の方々は文句も言わずに黙って乗ってます。意外とお行儀がいい!

 我慢すること1時間半、やっとコンゴニャス空港に着きました。ここでもまた雇っていた車が来なかったりとトラブル続きで、ホテルにチェックインしたのが2時近くでした。

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2009年4月25日 (土)

ブラジル出張1

 昨年の12月の始めにブラジルに出張しました。昨年からほぼ1年ぶりで2回目のブラジルです。
 行きはシカゴ経由サンパウロ。ここからが遠くてサンパウロで空港を移動してベロホリゾンテへ。そこでまた空港を移動してイパチンガという山奥へ。先に進むほどに飛行機が小さくなり、最後は30人乗りぐらいの双発プロペラ機に。目的地に着くまで40時間の移動です。土曜に出て日曜の夜に着くスケジュールです。
 コストとスケジュールからユナイテッドを選択(これが後々トラブルに)。ビジネス正規料金特典の片道グレードアップは行きで行使。確かに広くて楽ですが、サービスの質を考えるとファーストのコストを払う気にはならんなあ。
 
20081130104057_2   シカゴのオヘア空港での乗り継ぎが7時間と長時間。ただ移動時間で資料を作る予定にしているので暇ではありません。楽しみと言えば定番のホットドッグです。毎回食ってるけどうまい。写真は「Everytyhing」トッピングです。
 
 サンパウロに朝方ついて陸路空港を移動。国内線でブラジル第3の都市ベロホリゾンテへ。ここで前回の教訓を活かしATMでレアルをキャッシング。基本的に空港以外で円を両替できる所が無く、事前にドルに変えておくか、キャッシングが便利です。当時は円高傾向でもあったので手数料も気になりません。
 再び陸路移動して別の空港へ。このあたりで既にグロッキーで、特に腰痛持ちの自分はつらい。ストレッチを繰り返します。
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 双発のプロペラ機に乗って、露天掘りの採掘場を眺めながら30分で目的地のイパンチンガに着きます。もう夕方です。
 
 
 いつものパターンで現地駐在の方々と近くのシュラスカリア(シュラスコ屋)へ。ここで初めてブラジルに来た、という実感が持てます。一人1000円位で飲んで食って腹いっぱいです。明日に向けて鋭気を養います。
 
 長時間の移動です。役に立つ必需品を以下に紹介します。
 ・ノイズキャンセリングヘッドホン: 本当はBOSEが欲しいのですが、大きすぎるのと高すぎるのでSonyのイヤホンタイプのものを愛用してます。
 ・機内用電源アダプタ: EmPower規格のアダプタ。移動中に資料を作る前提なので必需品です。前回往路の経由地だったワシントンの空港内で買いました(7000円ぐらい。意外と高い)。
 ・スリッパ: Unitedはスリッパがありません。あとブラジルのホテルも。私はJALのビジネスで持ち帰ったのを愛用してます。
 ・アイマスク&耳栓: 寝る時に必要。睡眠の深さが違います。
 ・トートバック: アダプタやスリッパ、本等を持ち込むの便利。

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2009年4月22日 (水)

中国 長春出張

 かなり前になりますが、昨年の12月中旬に中国の長春に行きました。マイナス20度になると言われて、ユニクロのヒートテックの下着と靴下を買って、靴はGTホーキンスのアイステック(滑り止め)で完全防備です。

 飛行機は韓国仁川空港経由長春で、トランジットは2時間ぐらい。仁川空港はウォン安を背景にしたショッピングブームですごい人ごみでした。店を覗いて見ると確かに安い。お客様用にフェラガモでスカーフ(副社長が女性)、部長用にネクタイを買いました。中国人の好みが分からなかったので、店員に「中国の方のお好みは?」と聞いて花柄のスカーフと派手な感じのネクタイにしました。帰りにはフェラガモの靴を自分用に買ってみました。$550が$200だと。本当か?
Photo Photo_2  上海・広州と違って町並みが整理されていて、空気も綺麗に感じました。
  
 
 
 お客様との食事。覚悟してましたが飲み地獄(華北の方は酒が強い!)で、一人一本以上の白酒を飲み、後半から記憶が飛び、レストランのトイレで寝ている所で気が付きました。既に全員が帰っており、タクシーに乗ろうと玄関まで行った所で同行者が迎えに来てくれました。そこから先は記憶が途切れ途切れ・・・。翌日確認した所メンバー全員が記憶を無くしていることが判明。お客様のお一人は飲みすぎで翌日の会議(朝8時!)を休まれてました。勝った!
 飲んで仲良くなる文化は体はしんどいですが、嫌いでは無いです。
Photo_3 Photo_5  お客様は中国で始めて自動車を作った由緒正しいメーカーさんで、毛沢東の銅像や、希少な車「東風」「紅旗」等を見れました。
 
 
20  夕方から雪が降り始めましたが、寒いのと風が強いので積もらない。夜にはとうとうマイナス20度になりました。鼻毛が凍る初体験でした。
 

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